搾取することのみを考えていた
酷(ひど)く独(ひと)りよがりの「欲」に支配された「鬼」は
循環は成されず、何も生み出さない、何も生み出せない
流れを止める、貪り食う「闇」に囚われた
枯れ果てるまで喰い続け、種子さえも貪る、飢餓世界広がる
悪しき環境は人が作る、そこに偶然はなく必然に支配された
世が広がる・・
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照らし出された、我らの世界は
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気がつけば、一面の死体菜園が広がり
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人が人を食う身の毛もよだつ鬼の世界に
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今在るものを奪い合うため殺しあう、地獄絵図
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齎(もたら)される実りはなく、不毛の大地に生命は宿らない
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親が子を食い、子が親を殺す、殺伐とした実世界
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堂々巡りの殺し合いは、環境ではなく己の心に宿る。
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貪欲な心が生み出した、果てない飢饉の世が始まる・・
☆
生み出した毒の種子に血を与えて
やがて果実は実りそれを食して、
死んでゆき、悪しき種となり続ける。
飢えや渇きは自らが招いた悪夢で
不毛な循環、己がために罪は巡る
全てを手に入れても、満たされないこの気持ちは
奪うことは容易で、齎(もたら)すことは難解
神気取りで生命を我が物顔で (略奪)
生殺与奪まで思いのままのはずが・・
恵みや実りは一切在らず。
生み出した飢饉に、その身を食われ
最後の1人になるまで、喰い散らかす。