カンガルーは考える
僕の脳みその中身
取り出して手にとって
カンガルーは考えてる
カンガルーは見上げてる
ゆうつな色の空を
切り取って手にとって
カンガルーは考えてる
僕は何も考えてない
訳じゃない明日がもっと
良くなればいいのにって
考えてると眠くなるんだ
仕方ないだろう
カンガルーは歩きだす
眠い目をこすりながら
まだ寝てたい気分だけど
カンガルーは歩き出した
歩き出したカンガルー
先の景色を見てみたいんだって言うけど
出遅れてあせった
彼が選んだその景色は
よるの道
カンガルーは思い出す
あたたかい僕のベット
眠くなって立ち止まって
カンガルーは考えてる