冷たい風が ふきおろしてる
天国の寒さは どのくらい
抱きしめた時の 腕のぬくもりが
ずっと 消えやしない
ずっと 忘れないよ
あなたは 気丈で
いつでも 笑顔絶やさず
見えない 未来も
こわくは ないってね
だけども 一人で
隠れて 流す涙
僕だけ 見ていた
そっと 立ち去った
だから僕は 弱いまま
君の前で 泣いてみせた
泣き叫び 僕を責めた
君の気持ち 知らぬまま
生きるふりは したくない
最後にひとつだけの うそ
ワタシがつらくはないと 思う?
死ぬことが怖くないと 思う?
しぼりだすように 泣きながら叫ぶ
僕は 何も言えず
さよならを告げる その瞬間
君は僕の眼をみて ほほえむ
あのときの あの涙 忘れないで
最後 つぶやいた
君を 抱きしめてた
君のいない毎日は
何も変わることもなく
涙が出ることもなく
まるで僕は消えたまま
ここにいるかも分からない
この手の温もり思う
冷たい風が ふきおろしてる
天国の寒さは どのくらい
もしも その手が 冷えてしまうなら
僕が あたためたい
君の名前をつぶやいてみる
北風にふかれ消されてゆく
抱きしめた時の 腕のぬくもりが
ずっと 消えやしない
ずっと 忘れないよ