風の匂い変わって
セミの声だけ残った
めぐる季節おいてかれる気分
まばたきをするような
切れかかった街灯が
永遠を切り取ってゆくだけ
失くしてしまうくらいなら
はじめから何もいらない
そんなことばかり
浮かんでは消えてゆく真夜中ひとり
こんなときはすべてを
季節のせいにしてしまおうか
きっと僕はまだ行ける
明日には笑ってられるさ
夕焼けに溶けてゆく
首かしげたヒマワリが
まるで泣いてるように見えた
それとも足元を見つめて
次の季節を夢見るの
僕にはわからない
夕立にやられて苦笑い
こんなときもあるさと
しおれた煙草に火をつけて
きっと僕はまだ行ける
明日には笑ってられるさ
確かなものをただひとつ
探してる間に僕ら
心変わりばかり
あの頃の夢が苦笑い
まわり道をする旅
いろんな景色出会えただろう
きっと僕らまだ行ける
明日には笑ってられるさ
笑ってられるさ
歌ってられるさ